ヤエヤマスミレ（八重山菫）
ミヤマスミレ類（無茎種）
Viola tashiroi
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琉球列島の中で八重山諸島の山の渓流でみられる菫をまとめてヤエヤマスミレといいます。その中で葉の形態の違いにより
イリオモテスミレ（品種）とイシガキスミレ（変種）
として名前があります。ただ葉は連続的に変化が様々みられます。 基本種のヤエヤマスミレは草丈３〜６ｃｍ、根茎は太く短く、地下匐枝は持たない（ヤクシマスミレは地下に多数の匐枝を持つ） 葉はひし形状三角形、ひし形、三角形で先は鈍く尖る。葉脈に白い斑が入るのを時々見かけます。葉の形の違いをみて歩いても楽しいです。 花弁は細めで側弁の基部は有毛。 |
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花弁が細く繊細な印象です。
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渓流の水にさらされて抵抗をなくすために基部がくさび形になるのは分かる気まします。葉の両方のタイプを同じ渓流でみました。
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微妙に違うタイプの葉が一緒に並んでしました。
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周りにイリオモテスミレが沢山あった所。葉の基部はやや心形。
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この年は花が多数付いたのが多かったです。（右）葉の小さいのはイシガキスミレでこれだけの差がありました。
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