フモトスミレ 麓菫
ミヤマスミレ類（無茎種）
Viola sieboldi
フイリフモトスミレ Viola sieboldi f. variegata
シラユキフモトスミレ Viola sieboldi f. albiflora
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主に山地の明るくやや渇き気味の林下、斜面、尾根等でみた事があります。麓に見られるという訳でもなさそうです。 ・草丈は３〜６ｃｍと小柄、水平気味に広げた葉と、直立した花柄に小さな白い花を咲かせる姿ははとてもお洒落です。 ・葉は卵形、基部は心形、表面は濃い緑色で光沢はないが、光沢のあるのもある。裏面は紫紅色。 白い斑入りの葉も良く見かけるがフイリフモトスミレと呼ばれています。 ・花は白色で小さく、側弁は有毛。側弁や唇弁には紫条があり、距は紫紅色で、花弁の外側にも色のつく個体もある。 分布は岩手県〜屋久島まで。多彩な姿がみられ、交雑種の片親となる事も多い。 |
初めてみたのは阿蘇山の観察会に参加した時でした。
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唇弁の濃紫紅色のスジがくっきりとしている。葉裏も同じ濃紫紅色でヒメミヤマスミレよりも濃かった。茎の色も似た色だ。
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山梨県で見たフモトスミレの葉は斑入りのが多かった。小さいすみれだが形の整った美人さんだ。
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長野県にタデスミレを見に行った時、日当たりの良い高原で。
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ここのフモトスミレは唇弁が小さくて先が尖っていました。花の雰囲気が大分違ってみえます。
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スマートなふもとさんの花盛りでした。
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群馬県ではこのフモトスミレの周りにはマキノスミレもあって交雑したミドリミツモリスミレも咲いていました。
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フトモスミレとマキノスミレのツーショット。
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九州でみたフモトスミレは葉の中肋が白くコンピラタイプでした。 葉の表面はかなり毛が目立つ。  |
草丈は3〜4cmと小さくて色々な姿の花が見られました。
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お洒落で可愛いすみれさん！唇弁の先は急に細くなり尖る事が多い。
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翌日は同じ山でも少し離れた尾根で、ここでも草の中に数多く見られました。
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